やしろうた
句外の雑多置き場
No.22, No.21, No.20, No.19, No.18, No.17, No.16[7件]

ネリィ・アルヴェ 女性/16歳(早生まれなので精霊界2巻時点では15歳)/146cm
種族:精霊から生まれし人間(半人半精)
色:水色、青寄りの水色の目/イメージカラーは水色、黄緑
家族構成:父・母・兄
利き腕:左
セイと同じくらい陽気な性格をしているが、過去のトラウマから情緒不安定な一面を持つ少女。
人間界で暮らしており、現役女子高生ながら今をときめく人気アイドル。
而してその実態は影使いの半人半精。
精霊界で生まれて間もなく半人半精だとわかった彼女は、彼女を恥とした両親によって秘密裡に殺されるはずだった。
そのなかを兄は生後間もないネリィを無理矢理奪い、人間界に逃亡した。
ネリィの両親から「人間界に半人半精が逃げた、駆除してくれ」という通報を特殊部隊で受けたしゅうは、現在の特殊部隊では半人半精を殺すようなことはしていないと説明した。ネリィの両親は「恥だ!」と叫び「自分たちからボドニアトが生まれただけでも発狂ものなのに、それが生きているだなんて耐えられない」と嘆いた。
しかし、一人の精霊より生まれし子が人間界に解き放たれたのは事実で、それは止めなければならなかった。ましてや、生まれたての子をたった一人の兄が連れているのである。赤ん坊の生命も危ういかもしれない。
そう考えたしゅうは、特殊部隊総出で二人を捜した。だが、兄の巧みな能力で行き先は隠蔽され捜索は困難を極めた。
しゅうがようやく見つけた時には、ネリィは衰弱していた。
「頼むから妹を殺さないでくれ」ネリィの兄は地に頭をつけてまで懇願した。
しゅうはなんとか説得して二人を精霊界へ連れ戻したが、その考えは浅かったものだと、後にいやというほど思い知ることになる。
ネリィは精霊界の孤児院に収容され、病院の院長に手厚く治療を受けた。そのお陰で次第に元気になった。
ネリィの兄も安心し、誰もが緩み切っていた。
しかしある日、現在ほどは堅牢にできていなかった孤児院を、過激派が襲撃したのである。
それにいち早く気が付いたのはネリィの兄だった。
その気づきは、親族の勘という他ない、前触れの無いそれを彼は気づいて食い止めようとしたのである。
結果、孤児院もネリィも無事だった。
だが――、ネリィの兄は死んだ。
しゅうたち特殊部隊が到着した時には、彼はネリィを庇ったのだろう、ネリィの前で血まみれになって死んでいた。
死の刹那、彼はしゅうにネリィのことを頼み、息を引き取った。
そして、ネリィの両親はまだ、生きてそこに立っていた。
彼らは特殊部隊に抗ったが、捕縛され、その後決議の結果、死刑となった。
ネリィは11歳まで孤児院で育ったが、その後、彼女の希望で人間界へ行く。
しゅうの監督下におかれているものの、元気に、まさか予測もしていなかったが現役高校生兼国民的アイドルになってみせた。
彼女の苗字「アルヴェ」は、人間界で生きていくために彼女の兄の名から取られたものである。
しゅうに対してはあわい恋心と依存心を持つ。
その結果、仕事も学校も休みの日には、人間界のしゅうたちの隠れ家に行きお茶とお菓子をねだるようになった。
恋心は決して表に出さず、自分の意思で隠し通している。
しゅうも鈍感…というより、ネリィの面倒を孤児院でみていたため、ほとんど娘のようなものだと思っている。
セイとは仲が良いのか悪いのかわからない。普段は対立したり、いたずらをする時は協力したり。本質では仲が良いのかもしれない。
アイドルなだけあり、抜群のルックスに歌や踊りを完璧にこなす実力を持つ。
が、半人半精なだけあり、実は影を操る術が使える。
自分の影や物の影を実体化させるのを得意としている。また、影の刃なども扱うことができる。
彼女の支配下にある限りはそこまで強い能力ではない。(ネリィの考え方が術の扱いに適していない、一辺倒な使い方)
イヲメに喰われかけたことがある(「精霊界」2巻)ため、彼女のことは苦手・恐怖感を覚えている。
ラグルムに対しても、彼女が昔は半人半精を狩っていたからか、本能的に彼女が怖い。
兄のことをいまだに忘れられず、心のどこかでは「しゅうがもっと早くに駆けつけていれば、兄は助かったのではないか」と思っている。
生い立ちはとんでもなく不幸だが、とんでもない強運を持つと言って良い。

セイ 男性/52歳/172cm
種族:精霊(未知の精霊)
色:金髪、緑の目/イメージカラーは金・黄・赤
利き腕:左
家族構成:父・母
「精霊界」に於いてのもう一人の主人公。
能天気で楽観的、底なしに明るい性格。しゅうとは幼馴染で親友。
いつも忙しくしているしゅうを、頼りにはしているが、いつか自分の手が届かぬところで死んでしまうのではないかと恐れている。
すべての属性の術を扱えるが、術を扱うこと自体が下手。重労働が得意な力自慢なので大剣などをふるうことができる。ただ、戦闘技術は学んでいない。
比較的火の術は扱うことができる(両親が火の精霊であったためか)が、火の精霊には劣る。
しゅうに守られてばかりで歯がゆい思いをしている。が、戦闘技術の鍛錬をしようという気にはならず…。
とはいえ。手伝えることはあるか聞いてみるも「セイは人を殺さないでほしい」と頼まれた。
そこで、知人の精霊をたよって、ぷりぷりの見事な大根を武器にする術(地属性)を会得。
これで殴られた敵はそれなりに痛いし、なによりふざけた術で殴られたことによる精神ダメージが入る。セイ本人は結構気に入っている。
強い力を持った両親から生まれた、未知の精霊。
未知の精霊は命の精霊とされ、精霊よりも人間に性質が近いゆえかセイは人間と仲良くすることが得意である。
人間として育てられ、また命の精霊であるからか、精霊には無いはずの味覚や空腹といったものが正しく機能している。
解剖していないから不明だが、おそらく体の構造も人間に近いのではないかとされている。
上記のとおり術を扱うことは苦手だが、セイの潜在能力は凄まじく、命術と死術に長けている。たが、セイはそれを制御することができない。
感情が極度に揺れ動いたときにだけ発揮されるらしく、命術の蘇生で何度かしゅうの命を救ってきた。
本来、蘇生は術者の命をなげうつ術である。しかし、セイは数日間眠るだけでそれを使うことができる。
しゅうはそんな危険な術を使ってほしくないようだが、セイはしゅうに死んでほしくない。
なお、この術を使わないために強い制御装置のペンダントをつけているが、セイの力が未知数過ぎて耐えられずぶち壊れる。製作者のエフォールにはちょっと怒られる。
昔カルコ村に居た頃はしゅうをいじめていたが、突然見知らぬ者(森王)に精霊界に連れて来られ、自分は人間ではないと告げられ困惑していた。
また、人間として育てられた命の精霊という特殊な精霊であるセイは非常に飢えていたが、当時は精霊界には食事できる施設も世話をしてくれる人物も居なかった。
セイを連れてきた者はセイの住居を与えるだけ与えて姿を消してしまったため、知人も誰も居ない孤独を味わっていたところ、偶然にもしゅうと再会する。
しゅうは良い顔をしていなかったが、セイはそれどころではない。しゅうに今までのことを謝り、友達になれないかと持ち掛ける。
渋々了承したしゅうは腹を鳴らしたセイに手作りの料理を振舞ってくれたため、「こいつはいい奴だ!」と認識を改めた。
その際、セイはしゅうに自分の両親のことを尋ねたが、しゅうは謝るばかりで何も答えてはくれなかった。
しゅうが修行から戻ってきた後、セイはずっと気がかりだった両親についてのことを改めて尋ねた。
すると、しゅうはまた謝って、そして「俺がお前の両親を殺したんだ」と言った。
最初はジョークかと思っていたセイだが、しゅうの様子を見て本当だと思いひどく彼を罵倒した。
後に真実を知ったとき、猛烈に謝りたおした。しかししゅうは自身を「親殺し」だと思い込んでおり、否定しても聞かないのをどこか悔しいと感じている。
しゅうを大切にしており、しゅうの造られた混血のことを知った時、セイは行き場のない怒りを覚えた…ので壁を殴ったら、ちょっと壁が壊れたし手からは血が出てしまい、しゅうに癒術をかけられながら叱られた。
しゅうとは仲が良いと自負しているが、彼からはどこか一歩引いた状態で接されていることを察している。
セイの両親は我が子の異常な力に気づきながらも、誰にも悟られず隠し通すように、セイを人間として育てた。精霊界には彼を火の精霊と偽っていた。
本当は、しゅうの友達にしてあげたかった。けれど、しゅうの異常性と村人の反応が予想以上だったこと、そしてセイの能力が精霊界に露見した場合取り上げられてしまうことに気づいた。だから、どうすることもできなかったのだ。
だが、セイが村から消えたことによって『しゅうを監禁したら村の子供がひとり消えた』という誤解が生まれ、しゅうの母親が死ぬ原因となった。
食べることが大好きで、甘いものも辛いものも食べられるものならなんでも食べられる。
趣味は食べ歩き。おいしいお店を一人で開拓することが好き。
と言いつつ、実は一番好きな料理はしゅうの手料理(特に卵焼き)だったりする。
これはしゅうが特別料理上手というわけではなく、セイ好みの味付けを覚えているためのようだ。(セイはしゅうが料理上手だと思っている)
見目麗しく、人好きのする性格であることから、とにかく同性異性問わずモテる。
それを鼻にかけることはなく、純粋に服装には気を遣うおしゃれさん。
しゅうより年齢を止めたのが遅く、見た目は18~20歳程度の好青年。
ゲームや漫画といった人間の文化が好きで、好き嫌いは無い。なんでも嗜む。本当にえっちなゲームから硬派なRPGまで、なんでもやる。
ゲームはボイスチャットも使用する。イケボと評判。人間界のゲームセンターにも出没しているようだ。
人間界ではしゅうの創り出した隠れ家に同居しているが、その家の自室にも古今東西のゲーム機やソフトが置いてある。
また、同人誌即売会などにも足を運んでいるようである。しゅうはこれに対してあまり興味が無く、「なんか…同人誌?とかいうのを売ってるイベントに行くんだって」という程度のことしか知らない。セイはもっぱら消費者の立場で、生産する側には興味はないようだ。
しゅうとは同い年だが、セイの方が数か月早く生まれている。
綺麗好きな一面があり、セイの部屋は物は多いものの片付いている。
料理以外の家事をこなすことが得意で、特に掃除は得意。
しゅうの部屋を片付けたいと思っているが、生活が終わっているしゅうには「埃とか汚れとかは却術でなんとかできるのに、何で苦労してまでそんなことをするんだ」と言われている。そこの意見は合わない。

しゅう 無性(男性格)/52歳/155cm
種族:精霊?(人間、精霊、魔族、神の四種混血)
色:茶に近い黒髪、左目が緑・右目が藍色
イメージカラー:黒・緑・茶
利き腕:右
家族構成:父・母・兄・妹
「精霊界」に於いての主人公。
現在の精霊界の長、自然の主を務めている。生まれる前から神に自然の主を定められていたイレギュラー。
すべての属性の術を無詠唱で扱うことができ、魔族が得意とする禁術の類や命術・死術も扱うことができる。
真面目で物事を冷静に分析する能力を持つが、時折すっとぼけたことを言う。自己犠牲精神が強く、どこか浮世離れしている。
根は素直なのだが、頑固で、ちょっと意地っ張り。セイやネリィには手を焼いている苦労人気質。
今はもう地図に無い、人間界の寒村カルコ村の生まれ。
一見普通の家庭に見えるが、母は神造人間。父となるはずだった人物は魔王グリアに事前に殺されており、魔王の遺伝子を与えられた分身と入れ替えられていた。
つまり、神造人間と魔王の遺伝子を継いだ、神によって精霊と定められたもの。
そのせいか、左右の瞳の色が両親の目を分配されていたり、上半身が男性・下半身が女性という体を持った男性格と、色々とおかしなことになっている。
ほとんど神造精霊に近いが、魔王グリアの企みが彼の存在を歪めた。それゆえ神は“しゅう”のことを“混沌”と呼んでいる。
成分分析によれば、彼の血は精霊70%・魔族15%・人間10%・神5%の割合で構成されており、自我を保っている方が不思議な生命体。
引っ込み思案な性格、なにより左右の瞳の色が違うことから、セイ(後述)をはじめとした村の人間たち(これには大人も含む)に虐げられて生きてきた。
家族仲が良いことだけが彼の拠り所であった。
両親共におかしな血を持っているだなんて誰も想像しておらず、二人とも自身を人間だと思っていたからこそ、しゅうも兄妹たちも人間として育てられていた。
(兄が生まれたあと、父親がすり替わっていることに関しては、魔王以外誰も気がついていなかった)
遊び盛りの小さな子供であったが、家族に守られながら、ささやかに懸命に生きてきた。
しかし、7つの頃、事件が起きた。
父と兄、妹と山菜を採りに出かけた折、同行していたしゅうの耳にある声が届く。
『聞こえるか、自然の主しゅう。お前はその先に行ってはいけない。お前はそこで待っていなければならない。さもなければ災厄が訪れるだろう』
家族の誰にも似ていない声で呼び止められたが、周囲にそれらしき人影は見えない。
不思議に思いながらも、災厄という言葉が怖くなった彼は「足が痛くなったのでここで待っている」と言い、三人を先に行かせた。そして、その後三人は戻ってこなかった。
違う山道で帰ったとは思いづらく、心細くなったしゅうは三人が行ったと思われる道を辿った。
そこには、三人の遺体があった。
滑落したでもなく、凶暴な動物に遭遇したでもない。否、食い荒らされてはいる。そう、見知らぬ生物に。
“それ”はしゅうに気づくでもなく、一心不乱に三人を食っていた。後で知ったことだが、それは魔物であった。
怖くなり慌てて逃げたしゅうは、とにかく自分だけでも生きなければならないと思った。
後ろをつけてくるものは無く、無事に家に帰った彼は、母に見たものすべてを打ち明けた。母は泣いたが、『あんただけでも帰ってきてくれて良かった』としゅうを抱きしめた。そして、村の誰にもこのことは話さないよう口止めした。
だが、三人の遺体は程なく発見され、生き残っているしゅうに対して村人は疑念を持つ。
『不吉な子供だけが生きて帰った』『あの子供は呪われている』『なんとかせねばならない』
村人が話し合った結果、しゅうは隔離・監禁されることとなるが、彼は代わりに母には手を出さないことを約束してもらい、大人しく監禁されていた。
しばらくした後、見張り番をしていた村人がうっかりと
『あの母親、何も与えられてないんだってな』
とこぼしたのを聞いて、我を失った。
そのまま精霊の力を振り回して村人を鏖殺し、セイの両親に会ったときはほとんどが終わっていた。
セイの両親は正体を明かした。自分たちは自然の主を守る存在であること。セイは特殊な精霊であること。我が子可愛さに数々の無礼を働いたこと。
セイは精霊界へ連れて行かれ、彼の存在を秘匿していた自分たちはもう精霊界に帰れない、と。
『セイのことを、よろしくお願いいたします』
そう言って、彼らはしゅうの目の前で、自ら命を絶った。
しゅうが正気に戻った時には、もう何もかもが手遅れだった。
あちこちで火の手があがり、生きている者は居らず、途方に暮れながらも唯一生きているであろう母を捜した。
地下牢を探し当て、ようやく対面叶った母親は、しかし生きてはいなかった。
祈るように手を組み、そのままの格好で死んでいた。
これが、たった一人の子供の運命を、大の大人がよってたかって滅茶苦茶にした結果である。
その肩に手を置いたのが、空王と森王だった。
二人はしゅうを精霊界に招き、育ての親としてしゅうを自然の主へと仕立て上げた。
セイと偶然再会し、彼を守るために生きると誓う。
幼いながらにも自力で頑張り術を会得していくが、セイを早く守れるようになりたい・自然の主として力をつけたいと願った彼は、エフォールへ弟子入りをした。
その後2年間術や戦闘技術を厳しく教わり、その後、自立しても弛まぬ鍛錬を積んでいる。他の追随を許さないほど強い精霊。
能力としては申し分ない早熟の天才であり、15歳程度の見た目で年齢を止めている。52歳には到底見えないが、貫禄はある。
自然の主を長年苦しめ続けた呪いの病“テビリファー”を克服。(「精霊界」4巻)
テビリファーの副作用で心臓や脳に損傷を受けても死ななかったが、克服しても影響は残り続けているようだ。
加えて特異体質で、癒術が効かない。代わりに何倍もの自然治癒力を持つ。それを良いことに、割と死ぬギリギリまで頑張ったりするのでセイやリュウを心配させている。死に遠いようで死に最も近いことをしている。
自然の主の特性として常に自然と接続している。
神の気まぐれで人間界がリセットされることを受け、自然界のバランスが崩れることを知り人間界と精霊界の統合を企てたが、違う方法で人間界(ひいては自然界)を守り歩んでいくことを決める。
現在は毎日書類や魔物の討伐に忙殺される日々で、特殊部隊の隊長・研究所所長・孤児院の創設者…など沢山の仕事を抱えている。
日々、精霊界と人間界を行き来している。人間界では、しゅうが創り出した、人間界の空間の綻びを利用した隠れ家でセイと同居している。
趣味は料理。特別上手というわけではなく、母から少し教わっていたこととセイの飯や菓子を作っている内に自然と覚えた。
精霊には味覚が無いが、しゅうは幼い頃から食育がちゃんとしていたためか、味覚は残っていたようだ。
今では精霊界や人間界の知人にお菓子を振舞うのが楽しいようである。














こっちは加工前。
色味がだいぶ変わるので印象が違う。
こっちもいいですね。
https://ginkgo.versus.jp/?postid=11
↑では、しゅうは魔女がいいって言ってるんですが、幽霊の方が楽では?となりました。たたむ
31日にもう一枚あげます!